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現在過去未来その①~過去に向かって進行している

渡辺真知子の歌詞ではない

さだまさしの話のアルバムのCDを年末聞いていた

その中にアルバム制作の裏話で
ポールサイモンとのエピソードが出てくる

憧れの米国人音楽家ポール・サイモンのインタビュー記事が載ってるぞ、と大喜びで手に取った雑誌をめくっていて、一本の小見出しに目がくぎ付けになった。
「たかが音楽、いつでもやめられる」
中学生の時に彼のギターの魅力にとりつかれて以来、一生懸命追いかけてきたのに―。真意をただそうと、レコード会社の仲介でニューヨークまで飛んだ。「関白宣言」が大ヒットした1979年、27歳の時だ。
ヤンキースの帽子をかぶったサイモンは言った・
「マサシ、音楽は常に過去に向かって進行しているものなんだ」
この一言で腑に落ちた。音楽は、生み出された瞬間に終わっている。たとえばライブで生まれた音は、そこで終わり、聴衆の記憶だけに残っていく。そう説いてくれたサイモンは、「いつでもやめられる」ぐらい、日々の創作に打ち込む情熱家だった。「たかが音楽」は、斜に構えた表現だったんだな、とも感じた。
サイモンは当時、自伝的要素が濃い映画「ワン・トリック・ポニー」の制作・主演に没頭していた。作中で彼は、主人公JONAHを演じ、その名を冠したスローで美しい曲を歌った。が、この映画制作で彼は巨額の借金を抱えた。
自身は、中国大陸を流れる大河を撮ったドキュメンタリー大作「長江」を81年に完成させた。映画は大ヒットしたが、製作費がかかり過ぎ、膨大な借金を背負った。不思議なくらい2人の人生航路は重なり合った。
感動の出会いからおよそ20年後。デビュー25周年記念アルバム「季節の栖(ときのすみか)」には、サイモンから特別に許可をもらって、「JONAH」を収録した。「マサシが日本語で新しい詞をつけてくれ」との伝言があったので、「JONAH」は、女性を主人公にした切ない恋の歌に生まれ変わった。
自分が詞をつけた「JONAH」を聴き返し、「過去に向かう」を、借金に悩みあえいだ日々を思い出す。「いつでもやめられる」という言葉が、折れそうになる心を支えた。
「ポケットの小銭にいたるまで、体の中に持っているものは全部ステージに置いてくる」。そんな覚悟で歌い続けるうち、利子を含め総額35億円の借金を2年前に完済した。ライブは昨年末までに3700回を超え、ソロコンサートの日本最多記録を更新中だ。(読売新聞 文化部 藤原義晴さん)



40年前のエピソード

昨年暮れ、「浅田真央が行く」の番組で
真央ちゃん
「五輪のメダルが今どこにあるかって聞かれても、答えられない
多分、実家のどこかに」

それくらい、過去の遺物状態だというのである

浅田真央の「今現在」には無い
五輪のメダル
五輪だけではない
選手時代の数々のメダル
真央展でもその全てが展示できないくらいの数あるメダル

ソチのあのFPの演技も

あの瞬間だけに存在した過去のもの

それとは
真逆のエピソードで思い出すのは

転落したかつての大スター選手

OJシンプソン

殺人罪は逃れても
押収された中にあったトロフィーを奪還しに盗みに入って逮捕された
どうしても失いたくなかったもの
それが

「過去の栄光」

というOJシンプソン
あれだけは
手放せない自分自身そのものだと
過去にしがみつく転落の大スター

さて、
ポールサイモンの説明に大きな影響を受けた
さだまさしは
音楽が他の芸術と違う点を
この
ポールサイモンの言葉を元に解説する

「音楽は、つま弾いたその瞬間から
音楽家の手を離れ、あなた(聞いてくれた人)のものになる
そして、
あなたは
その曲をどこかで耳にした時
その曲を聞いた時の過去の自分を思い出す」

これが

音楽は「過去に向かって」

の意味だと
さだまさしは言う

確かに
そうであるし
それだけでもない
とも
私は思う

音楽と他の芸術性の違いは
現在においても
いつかどこかで
外を歩いていても
入った店の中でも
付けたテレビの中からでも
誰かとの会話の中からでも

ふと、耳にしやすい環境にある故のものだからであって

音楽だけが過去に向かって進行しているわけではない
と思うには
シャンプー的素人持論だが

音楽のみならず
起きた出来事の全てが
過去に向かって進行しているから

人生で出来事が起きた瞬間
その時の
感情
思考
その全てが

過去に向かっていく

私たちが出来事に対し怒りを覚える時
それは
過去の出来事を
「思い出している」からに他ならない

喜びも
悲しみも
起こった出来事その全てが
過去へと向かっていく
決して、未来に向かっては行かないのである

感情は常に
その過去の出来事に
絡みついているものでしかない

私たちが
苦しみ
と感じるのは

この

過去の出来事に絡みついた感情に

囚われる

この囚われる事

それこそが
人の苦しみなのだということなのだ

それは
辛さや悲しみの記憶だけではない
喜びや楽しさの記憶も
同じ

OJシンプソンと
浅田真央の大いなる差、違い、
それが
このことなのだと

輝かしい過去の栄光にしがみつくOJシンプソン
反して
輝かしい過去の栄光同様、
マスコミに傷つけられた出来事、不条理な採点、過酷な練習による身体的苦痛も
同じく過去へと向かっていくことに執着しない浅田真央


栄光であれ、辛い出来事であれ、
その過去の出来事に
「自分が作り出した感情」という
牢獄に
鎖に
足枷に
自分を縛り付け
閉じ込めていることが

囚われる事であり

永遠の苦しみを生み出すことだと

舞台俳優が必ず口にする「舞台は生もの」という言葉通りだし
さだまさしが拘る音楽ライブもそうだし、
演劇だけでなく
バレエもマジックショーもお笑い演芸も
全てが
生まれた瞬間から
過去に向かって進行し
見た人
聞いた人の
記憶の中に移行するのだという事


ポールサイモンはさだまさしに
過去の自分の楽曲に日本語歌詞をつけてアルバムに挿入曲として使って良いと言った
今は新しい曲を作る気持ちになっていないからと

日本語歌詞を付けさだが歌えば
それはもう別の曲になる
それでも、ポールは良いというのは
過去の楽曲は
自分の手を離れて
別の曲としてまた生まれ変わり
そして、演奏の度に過去へと向かっていくことに
ポールは「自分だけのもの」という執着をもっていないと
私は感じる

浅田真央も同じではないだろうか
ソチのFPのプログラムを
他の選手が演じても
きっと、それについて執着をしないだろう
そう思うのは
浅田真央の名前で開催した「浅田真央杯」
彼女の過去の衣装や演目といったスケート人生を
未来の子どもたちへと継承していく
自分だけの栄光のものにしない
という姿に見えるからだ

絵画もそう
描き終わったその時から
その絵は、見る者達の意識の中に移っていく
仕舞いこまれ誰の目にも触れる事のない絵画や
消失してしまった絵画にその力はない
聞く人がいる音楽同様、
何百年も前の絵画を
見た人がいるからこそ
見た瞬間に感じたものが
音楽を聴いた人の過去の記憶に移行するのと同じに
その人の過去の記憶の中へと移っていく

私たちは
過去に生きているのではない
過去によって未来が縛られることも無い
今に生きていることを
常に意識し
過去の記憶は
思い出した時にだけ現在によみがえり
思い出さない限り過去の引き出しにしまわれた「遺物」だという事を認識する

そして
蘇る過去が現在に存在し得るのは

「私自身」が生み出す
感情に囚われることによって

現在と過去が
同時に起きている証拠なのだと

その事に気づき
感情に支配されない事こそが

今を生きることであり

向上

そのもの

ポールサイモンの
「いつでも辞められる」

というのは

今を生きる人が言葉にできる

受入れ
自分のものにし
そして、

手放す

この事を言ってるのだと

浅田真央を
「一生懸命で努力家で」と世間が評するのは
まさに
過去に囚われない
今を生きる姿に
私たちは
真央を愛してやまないのだと
思うのだ

上記に対比して
過去に囚われる例に挙げるのは

真央のお姉ちゃん
浅田舞

木村藤子の霊視番組で

浅田舞が
「今でも妹に対して沸々と劣等感が湧いてくる」

すると、木村は言う
「トラウマになっちゃったのね」



妹あっての
テレビのお仕事
妹あっての
イベントのお仕事
妹あっての
アイスショーへの出演

一人で手に入れたものが無い事に
浅田舞の姉としての
一人の人間としての
プライドが打ちのめされる

未だに
過去の記憶の中の
妹の勝てない姉という
自分が作り出した感情に
苦しんでいる

自分ひとりが生み出す自身の感情に
苦しみ続けている


さだまさしの話のアルバムに
さだの弟の話が出てくる

昔は弟の方がガキ大将気質で、
泣き虫だった兄である自分の敵討ちに棒をもって虐めた相手のところに行くような子だった
今では逆だけどwと
幼い妹の為に
当時珍しかった浮かぶ風船を買ってやり
飛んで失くしてしまって泣く妹の為に
幼いながら風船屋に直談判にいくような
妹思いの
家族思いの
そして
行動力抜群の
さだの弟

他にも、
あの
大借金の映画製作の時も資金繰り調達様々な事をやってた
サイモンとの面会の時も一緒にNYへ行った
天才兄を支える姿の中に、嫉妬とかプライドとかあったのだろうか
同じ音楽畑を踏まず、サッカー選手となった事とか
弟の立場とかそれぞれ違いはあるが
どうなのだろう

さだまさしの弟
佐田繁理は「さだ企画」の社長。
さだ企画は兄のさだまさしの所属事務所。
過去の職業は日本初のプロサッカー選手。
現在はキッズサッカーチームを作っているとか

大スターの兄と弟
大スターの妹と姉

長子と次子の違いこそあれ
腐るか腐らないかは
本人次第

浅田舞も
妹より先に3Aを中学で飛べた
天才とも言われた

妹との大きな違いは

努力嫌い

妹は
木村曰く
血の涙を流しても努力する子

姉は
頂点に達する前に
飽きてしまう

それならば

そのトラウマも劣等感も
すべて
浅田舞自身が自分が望んで生み出した
自身だけの感情でしかない

自分でも言ってたのにね

「勝てぬなら、早く行けよ、別の道」

同じ土俵で戦う気が無いのなら
自分は
「浅田真央の姉」という立ち位置で
亡き母の願いでもある
「真央の事をお願いね」の言葉通り
妹を支える姉
に、感情が収まらないのは

エゴ

その一言に尽きる
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コメント

[C8554] 枠を外せば!

妹の為に生きる!と言う枠を外せば、「舞」の世界が広がるのでは無いかしら。
妹を支える事が自分の一部であって、全部ではない事に気付いて欲しい。
「真央の姉」の利点を目一杯に利用しても良いではないですか。
真央さんは其れでも良いと思うに違いない。
この二人の姉妹に限らず、世の中には同じ様な関係は沢山有ると思う。
支える方が支える事に依存してしまってはならないと感じます。
支えられる方は負担になって仕舞うでしょうから。
魂から枠を外せば、もっともっと大きな世界に舞い上がれると思います。
  • 2019-01-04 10:41
  • 雑草
  • URL
  • 編集

[C8553]

とても苦しいでしょうね。
舞さんの心中は、妹の引き立て役では
おさまれない自己主張がどうしても
あるんでしょうね。
なんて悲劇でしょう。
せっかく世界の真央の姉なのに。
勿論、別の道を歩むという選択肢もあるでしょう。それが舞さんにとって幸せであるならば。
だけど
果たしてそれで収まれるのかどうか。
舞さんにもスケーターとしての能力はあると
思うのです。勿論、真央ちゃんを超えることはできません。
真央ちゃんの姉だからこそ来る仕事もあるでしょう。
でも、それら含めて全てが「舞」なのかもしれないし。
宿命を、どーんと受け止めたとき、
もっとずっとラクになれるのではと
思います。

  • 2019-01-03 14:13
  • ジゼル
  • URL
  • 編集

[C8552] 一月一日の眞子様記事について

時々、お邪魔させて頂き学ばせて頂きありがとう御座います。あと4カ月で、全てが、ひっくり返るとありますが何か情報を、お持ちでしょうか?以前週刊誌で、アメリカへ駆け落ちなる記事を見た記憶があり気になっております。宜しくお願い致します。

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プロフィール

まるが@

Author:まるが@
娘が二人います
80年代に青春時代を過ごしました
性格は気まぐれです
系統は保守系で真ん中よりちょっと左かもです
どっちかっていうと嵐の事を、母ちゃん目線で見ています
嵐の映像と曲を聞かない日はないくらい嵐漬けな毎日です

★略歴★

2006年に嵐の大野智に落ちました
2007年TIMEで初コン参戦
2008年アライブコン参戦
2009年5×10コン参戦
2010年体調崩しコン不参加

★色々★
ネットを徘徊して殆どの嵐動画を見ました新参の部類です
大野智のソロコン2月の直後に落ちたのを悔いています
もう一か月早く落ちていれば、チケットとれなくてもグッズは買いに行ったのにと

★好きなジャニ★
尊敬するジャニーズ→中居君
成長に期待するジャニ→山田&知念

★嫌いな生き物★
アグネス金子陳美麗
キムヨナ
昆虫
民主党旧社会党社民党公明党
創価学会等新興宗教系

★ブログテーマソング★

「頭に乗せてる葉っぱが落ちた。逃げ込むはずのお山も消えた。川の流れも海の波間もみんなどっかへ消えてった。最後に残った可愛い人形。飾るお部屋が見当たらない。べべ着て帰ろう。べべ着て帰ろう。鼻緒が切れてもべべ着て帰ろう。」~2020年まで

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